正月

TSUBONIWA STORY 長崎坪庭物語 たたみ一畳ほどの、人を幸せにする庭

正月

新年あけましておめでとうございます。

三が日を過ぎ、皆様どのようなお正月を過ごされたでしょうか。

暖冬だった昨年と違い、1月5日は暦通り寒い二十四節気の「小寒」に入ります。

この日を過ぎたら、新年の挨拶は寒中お見舞い。小寒に入ることを寒の入りとも言い、本格的な冬の到来です。しかし、冬来たりなば春遠からじ…寒さ厳しい時期を耐え忍べば、あたたかい春は必ずやって来ます。




今月の坪庭は、お正月らしくお庭全てに竹を使いダイナミックかつ華やかなお庭になっております。先月に引き続きピンクや白、赤い炎のようなシクラメンも鮮やかに咲いています。竹は丸く円を描いたものや、大きく半円を描いたものが、しなやかさの中にも力強さを感じさせます。また、センリョウ(千両)やマンリョウ(万両)、ナンテン(南天)やオタフクナンテン(お多福南天)も入り、縁起の良いお庭に仕上がっています。センリョウやマンリョウは見た目が似ているので名前を間違えやすいですが、センリョウは葉の上に赤い実をつけ、マンリョウは葉の下に赤い実をつけます。千両あったら見せびらかしたいので、葉の上に実を付け、万両あれば隠したいので葉の下に実をつける、と覚えると区別がつけやすいです。どちらも濃緑の葉と赤い実のコントラストが綺麗です。

それから、花ではなく、葉が色付くハボタン(葉牡丹)もお正月にはよく飾られる縁起の良い植物です。昔は牡丹を飾りお正月を迎えていたようですが、牡丹に姿と旬の時期が似ていることから、牡丹よりも育てやすく安価なハボタンに人気が高まり普及したようです。お庭にも寒さに負けない紫色と白色のハボタンが植えられていて新春を彩ります。

新たな一年が始まりましたが、昨年から続く世界的に不自由な生活環境はおそらく今年も続きます。制限のかかる日常生活はモヤモヤして、ストレスを感じることもあると思います。 さらに、これから寒の季節に入り、寒さもますます厳しくなります。それでも、この寒さを乗り越えると春がやって来るように、ゆっくりでも世界中に晴れ間が見えますように。

 

センリョウの花言葉「利益」「祝福」「富」「財産」「恵まれた才能」
マンリョウの花言葉「寿ぎ」「慶祝」「徳のある人」
ハボタンの花言葉「祝福」「慈愛」「愛を包む」「物事に動じない」