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長崎坪庭物語
たたみ一畳ほどの、人を幸せにする庭

2019/11「菊花」

浜町店

菊花

 

1110日、天皇陛下の即位を祝う「祝賀御列の儀」は絶好の日本晴れ。令和史に刻まれる祝賀行事が無事に終了し改めて、新時代の幕明けを感じました。天皇、皇后両陛下の穏やかな笑顔で何だか温かい気持ちになり、この時代の日本に生まれて良かったなあ…としみじみ思った一日でした。

 

今月の坪庭は「菊花」をテーマとしたお庭となっております。菊は天皇家の家紋としても使用されており、日本人に非常に馴染み深いお花です。店内には、黄色と紫色の菊がたくさん入っており、お花が少なくなる時期のお庭に華やかさをプラスしてくれます。また、店外には鮮やかな赤い菊がパッと目を引きます。この赤い菊は、黄色と紫色の菊とは種類が違うので、一見菊には見えませんが、とても深い赤で一緒に入っている紅葉色の菊と晩秋を思わせます。

 

あと今月は、一つ珍しいお花が入っております。世界でも長崎県の平戸島南部の岩石地のみに自生している固有種の平戸イトラッキョウ(平戸糸辣韭)です。糸の様に細い葉に、草丈も15cmほどで小さな淡い紫色のお花を咲かせています。名前から想像つきそうですが、ラッキョウの仲間です。なぜ平戸島にしか自生していないのかは謎ですが、ラッキョウの仲間と思えないくらい上品で秋らしい可憐なお花。季節は冬に入っていますが、坪庭ではまだ秋の雰囲気を楽しみたいところです。

 

「菊の香や 月夜ながらに 冬に入る」立冬を詠んだ正岡子規の句です。菊の香りが漂う月の綺麗な夜だけど、暦の上ではもう冬を迎えたんだなあ…と季節の移り変わりの早さを感じています。朝晩の外を吹く風が冷たく感じてきたら、そろそろ冬支度です。浜町へお越しの際は、晩秋風情を感じられる坪庭にもぜひお立ち寄りくださいませ。

 

 

イトラッキョウの花言葉「つつましいあなた」

キク()の花言葉「長寿と幸福」「破れた恋」

キク()の花言葉「あなたを愛しています」

キク()の花言葉「私を信頼してください」「夢が叶う」

  • 店内右側坪庭

  • 紫と黄の菊

  • 平戸イトラッキョウ

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