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長崎坪庭物語
たたみ一畳ほどの、人を幸せにする庭

2019/09「秋風」

浜町店

秋風

 

秋雨前線で少し涼しくなったかと思えば、台風が次々と発生し、蒸し暑かったり、最近の天候はつくづく不安定です。二十四節気では、98日~21日を白露と言い、草花に朝露が降り始める頃。降りた露は光で白い粒のように見えます。しかし、お昼に外へ出ると、暑い日差しにやっぱりまだ夏日だ!と感じます。日が落ちると、確かに涼しさを感じる瞬間も増えましたが、とても暦通りの季節感ではないなぁ…と思ってしまう9月の上旬。

 

今月の坪庭は、「秋風」をテーマとしたお庭となっております。微かに見える紅葉が秋の気配を感じさせてくれます。メインのお花のヤクシマヒメギボウシ(屋久島姫擬宝珠)は、その名の通り、屋久島に分布する手のひらに乗るほどの小さなギボウシです。落ち着いた薄紫色の可憐なお花を咲かせています。名前の由来は擬宝珠(橋や神社の欄干に取り付けられた飾り)に似ていることからだそうです。また、コウシュンカズラ(恒春葛)は鮮やかな黄色のお花がまとまって咲き、咲き始めの黄色いおしべは段々と紅色を帯びてきます。沖縄・台湾・東南アジアからオーストラリアにかけて広く分布している熱帯性の植物です。漢字では恒春葛と書き、「葛」はつる性植物のことを指し、実はつるを他のものに絡ませながらよじ上っていく性質があります。

 

このほかにも、店内には一見スミレにも似た青紫色のトレニア(夏菫)や葉の紅葉を楽しめるドドナエアプルプエラなどが入っております。トレニアは唇形をした花姿で、何だかおしゃべりしだしそうな雰囲気の可愛らしい小花を横広がりに咲かせます。ドドナエアプルプエラは、寒くなってきた頃に紅葉してくるので涼しくなるのが待ち遠しいです。しかし、まだまだ日中の暑さが残る秋口は、夏の疲れが出やすい頃で油断は禁物。夏の疲れを癒しつつ、ちょっとずつ変わる秋の風を感じられる坪庭もぜひご覧くださいませ。

 

ヤクシマヒメギボウシの花言葉「冷静」「献身」「静かな人」

コウシュンカズラの花言葉「誠実な愛情」「飾らない心」「情緒豊かな」

トレニアの花言葉「ひらめき」「温和」「可憐」「愛嬌」

  • 店内左側

  • コウシュンカズラ

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